
親知らずの問題点

歯ブラシが当たらなくて虫歯になった場合
親知らずと隣の歯の隙間に食べカスが溜まり、周辺の歯まで虫歯になる。

親知らず周辺の歯茎に炎症が起こり歯茎が腫れる
炎症が酷いと、嚢腫、腫瘍、骨髄炎などの問題を起こすことがある。

炎症により親知らず周囲の骨が吸収され、隣の大畑の歯槽骨まで吸収する。

親知らず周辺の歯を押し周辺の奥歯まで歪む
歯列が歪み不正咬合を誘発する。

顎の骨に圧力が加わり虫歯がないのに持続的な痛みを伴う
酷い場合、顎の骨の骨折を誘発する。
親知らずの抜歯費用
(※下記の費用は初診/再診、夜間診療などによって異なることがあります。)
区分 | X-ray(必須) | 抜歯 | 3次元 CT | 抜歯後の処置 | 総費用 |
---|---|---|---|---|---|
単純抜歯 | 6千W ~ 7千W | 1万W ~ 1万3千W | 2万W ~ 3万W | 3千W | 3万W ~ 4万W |
埋伏抜歯 | 6千W ~ 7千W | 2万W ~ 2万3千W | 2万W ~ 3万W | 3千W | 4万W ~ 7万W |
※上記の内容は、韓国健康保険が適用された場合の大体の費用です。
親知らずの場合、微細な神経と歯根が密接している場合が多く、CT撮影を通じて、精密に診断することが多いです。
稀に健康保険管理公団から保険適用が出来ない場合と判断されることがあり、保険適用が出来ない場合は、CT撮影の際、10万ウォン程度のCT撮影費用が発生します。
1. 単純抜歯
歯の位置や方向、歯根の形が比較的にシンプルで抜歯が容易な場合
2. 複雑抜歯
歯の位置が深かったり、歯根の形が悪く、抜歯が容易でない場合
親知らず治療
1. 精密診断装備を具備
炎症によって親知らずの周囲の骨が吸収され、奥歯の歯槽骨もともに吸収されます。
2. 親知らずの治療期間 / 手術時間
・一般的に親知らずに痛みを感じてご来院する場合
X-ray 撮影および消毒を行い、炎症などを緩和する薬を処方します。薬を飲んだ後、 3~5日ほどの間隔をおいて抜歯の手術日程を決め、抜歯を行います。抜歯の翌日に消毒をし、約1週間後に抜糸をします。
・抜糸手術にかかる時間は、歯の状況によって短くは2~30分から2時間までかかることがあります。
手術にかかる時間が異なるのは、親知らずの埋伏程度、周辺の歯および歯根の状態、神経管との近接度によって難易度が異なるためです。
親知らずの抜歯前後の注意
1.抜歯前の注意事項
親知らずは他の歯に比べて神経に近いのでレントゲンや歯科用CTなどで正確な診断が必要です。十分な臨床経験のある医療陣に診断を受け治療されることをお勧めします。
2. 抜歯後の症状および注意事項
・抜歯後に一般的に表れる症状は次の通りです。
– 抜歯部位には出血があります。 – また長時間口を空けていなければいけないので唇が切れたり顎が痛み頬が腫れることがあります。- 体質によっては高熱が上がることもあります – このような症状は大体1~2週間で自然になくなります。
・抜歯後の注意事項
– 抜歯した場所に出血が起こることがあるので、ガーゼを2~3時間ほど噛んだ状態を維持します。血と唾を吐かずに飲み込んでください。 – 抜歯当日には冷たくて柔らかい食べ物を召し上がってください。ストローは使わないでください。 – 手術部位は歯磨きをせず、食塩水や洗口液でうがいすることで、回復に役に立ちます。 – お酒、タバコ、過度な運動、サウナや湯に漬かることは避けてください。 – 抜歯部位が腫れたなら、10分ほど抜歯部位に氷を当てるなど冷やしてください。